
窓とサッシで、暮らしがこんなに変わるとは
「どんな窓にするか」で、日々の暮らしがこんなにも変わるとは思いませんでした。リビングの開放感、断熱性、プライバシーまで、窓とサッシの選び方次第で家の質は大きく変わります。
我が家は30代夫婦と子ども2人の4人家族。共働きで、休日は家でゆっくり過ごす時間を大切にしたいと考えていました。そんな私たちにとって、窓の配置やサッシの性能は、思っていた以上に暮らしの快適さに影響する重要なポイントだったのです。
明るさと心地よさを生む「窓の配置」の工夫
大きな窓でリビングに開放感を
注文住宅で間取りを考え始めたとき、「窓」の存在感が想像以上に大きいことに気づきました。特にこだわったのはリビングの窓。家の中でも長く過ごす場所だからこそ、できるだけ明るく、外とのつながりを感じられるようにしたかったのです。
我が家では、掃き出し窓を南側に大きくとり、庭との一体感を意識しました。朝起きてカーテンを開けると、やわらかな光が部屋全体に差し込んでくるのが心地よく、休日にソファで過ごす時間もぐっと気持ちのいいものになりました。
プライバシーを守る窓の工夫
一方、寝室や書斎には小さめの高窓を採用。外からの視線を遮りつつ、しっかり採光できるようにしたのは、落ち着いた時間を確保したかったからです。カーテンを閉めなくても過ごせるというのは、思っていた以上にストレスフリー。
結果的に、家族全員がそれぞれの空間でリラックスできる環境を整えることができました。
サッシ選びが快適な室内環境をつくる
「アルミ+樹脂」の断熱サッシを採用した理由
サッシについては正直、打ち合わせ当初はあまり気にしていなかったのですが、営業さんから「断熱性や遮音性に直結する大事な要素ですよ」とアドバイスをもらい、真剣に選ぶようになりました。
最終的に選んだのは、アルミと樹脂のハイブリッド型サッシ。強度と断熱性のバランスがよく、デザイン面でもすっきりしていて気に入っています。これにより、冬の寒さが室内に伝わりにくくなり、エアコンの効きがよくなったのを実感しています。
結露対策にもつながった
以前の賃貸では、冬になると窓周辺に結露が発生してカビが気になっていたのですが、新居ではサッシの性能のおかげでそれが大幅に軽減されました。掃除の手間が減るだけでなく、毎日の気分も軽やかになりました。
統一感が生む、家全体の「美しさ」
同じデザインでそろえるメリット
家づくりを進める中で、**外観と内観の“つながり”**を意識するようになり、窓とサッシのデザインをそろえることにもこだわりました。
リビング・寝室・キッチンなどに使う窓枠の色味を統一することで、家全体がスッキリとした印象に。外から見たときの美しさはもちろん、室内にいても「視界に入る要素が揃っている」ことが、こんなにも落ち着くのかと驚いています。
部屋ごとの使い分けで生活が快適に
もちろん、すべて同じ窓ではなく、機能や目的に応じて種類を使い分けています。リビングには引き違い窓で開放感を出し、洗面所には縦すべり窓で換気しやすく。窓選びは難しそうに思えますが、生活の流れを想像しながら建築会社の担当者と相談して決めていったことで、納得感のある仕上がりになりました。
まとめ:窓とサッシで、家の快適さと満足度が変わる
窓とサッシは、ただ明るさを取り入れるためだけの存在ではありません。断熱性・開放感・プライバシー・デザイン性など、家の快適さに直結する要素です。
注文住宅ならではの自由度を活かして、自分たちの暮らしに合った窓とサッシを選ぶことで、住まいの満足度は大きく向上します。これから家を建てる方も、ぜひ早い段階から窓とサッシの選択に目を向け、プロと相談しながら進めることをおすすめします。
窓も大事ですが、床についてもたくさん悩みました。こちらのブログを参考にしようと思います。